こんにちは、ハッチェです。
小学校一年生の息子。
やはり年々、同年代の子たちとの差が開いて行っているなぁと思います。
少し幼い部分があるので、またそれがかわいいところでもあるのですが、正直イライラすることもたくさんあります(;´∀`)
得意な事、素都なくこなせることがあるように、思うように出来ない事があるのは当たり前なことなんですけど。
言葉では簡単でも、実際それに気づいて受け止めることは簡単ではないと実感する出来事が先日あって、今日はその時の事についてお話します。
この前、学校に行く時の朝の持ち物のことで、すごく怒ってしまいまったんです。
息子は昔から持ち物に関する準備が極端にできません。
持ち物だけではなく準備全般の不安は小さいころからだったので、小学校入学前に息子用に朝の準備についてスケジュール表を作ってリビングの壁に貼っています。
準備のスケジュールをイラストと文字で構造化すれば、朝の準備がスムーズにいく助けになると考えたからです。
スケジュール表の効果は絶大でした。
大事なことだけ厳選しても8項目にもなってしまったので、多すぎやしないか心配でしたが、息子は初日から全部を時間通りにこなしてくれました。
毎朝8項目もの準備をして、時間に遅れることなく家を出発出来るのだから立派なものです。
ただ、「身支度」に関する準備はスケジュール表のとおりにしっかりやってくれる一方で、「持ち物」に関する準備は極端に出来ませんでした。
「持ち物」といっても、
・マスクとハンカチ
・上着(必要な時)
・ランドセル
・帽子
の基本的な4点のみ。
(毎朝学校まで付いていくので、体操着や上履きなど、曜日によって必要なものについては筆者が準備して持って行くようにしているのです)
しかも、箇条書きの持ち物リストをスケジュール表と一緒に掲示しているにも関わらず、必ず何かを忘れていきます。
もうすぐ2年生になりますが、ランドセルさえ持たずに手ぶらででかける時も少なくないです。
毎朝息子が持って行く物は同じなのですが、いっこうに覚える気配がない❕
集合時間に遅れまいとして準備まで気が回らないのでしょうが、
毎日繰り返し指摘されている中でのあまりの成長のなさに腹が立って、かなり怒ってしまったわけです。
責める口調で強めに言うと
「ぼく、がんばってるよ」
と泣きそうな様子で言う息子。
その気持ちにはとてもじゃないが寄り添ってあげられない自分。
忘れ物をしても、どうせママが後で持ってきてくれるとでも思っているのか❓(本当は違うのかもしれませんがそうとしか思えないのです)
仮に忘れたところで支援学級だからそのあたりが寛容なため(ありがたい環境です)、本人はそれほどダメージは無くむしろ学校側に迷惑が掛かってしまうので結局筆者が持って行くのですが。
(そもそも、「困った経験をすれば忘れ物は減る」という考え方で解決するものではありませんね)
筆者は不満やイライラが爆発する寸前まで我慢してしまうところがあり、我慢したぶん、いったん怒りがこみ上げるとちょっとのことでは収まりません。
コップから水が溢れるように怒りが止まらなくなります。
なので自分でもため込まないように、なるべく小出しにして息子には都度注意するなりして伝えているのですが、注意した量に対する改善があまりにも少ないので、言いたいことを我慢しているのと同じような状態になって感情が爆発してしまうのです。
朝の準備のことを担任の先生に話すと、
「そのあたりのことが苦手なんでしょうね。」
とのこと。
たしかに「苦手」という言葉が妙にしっくりきました。
出来るようにならないのは苦手な分野だから・・
持ち物なんて一生ついて回る項目だし、常に変わっていくものだし、自分で出来るようにならなくてはという想いがあったのですが、苦手な事と捉えることで、逆に気持ちが楽になった気がします。
この辺りのことは人よりもサポートが必要な事なんだと思うと、自分自身のピリピリした気持ちが少し落ち着いた気がしました。
出来ることを求めない
上手く出来たらラッキー、たくさん褒めてあげよう。
期待するべきじゃない事として受け止めることにしよう。
苦手を「受け止める」ということは、本人だけじゃなくて、自分自身の心も穏やかにする効果があるんですね。
ちなみに、箇条書きだった持ち物リストは、イラストや写真も付けたものに変えて、リビングと玄関に貼っています。
苦手な事はサポートの仕方を変えて、気長に付き合って行こうと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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