こんにちは、ハッチェです。
息子が同じ言葉を繰り返し言います。
とにかく、度が過ぎるほどに同じ話を繰り返すんです。
彼のお気に入りのアニメやスマホゲームについての話なので、それほど内容もわからないし、正直私にとっては興味も無ければどうでも良い話・・
回数とかはわかりません、一つの話をひたすら繰り返します。
反応がないと「ねぇきいて」とさらに繰り返してくるのでしぶしぶの相槌をしますが、
まともにきいているとこちらのメンタルが崩壊しそうなのです。
「○○が▽▽▽するんだ。すると▽▽▽が✖✖になった!」
こういった短いフレーズの繰り返しで、これが一日のうちにいくつかあります。
たいてい最後は私がしびれを切らして、
「わかったよ。もうそのお話はおしまいにしようね。」と言うと息子は「あっ」という表情になります。
「わかったよ。わかったよママ。わかったよ。」
もしくは
「ごめんね。ママ。こんなこと言っちゃってごめんね。」
そしてその後かならずこう言います。
「ママだいすき」。
「わかった」や「ごめんね」を繰り返した最後の「ママだいすき」。
(もちろん私も「ありがとう、ママも〇〇のことが大好きだよ」と言います)
私に嫌われないかを不安に思い、「大好き」という言葉が欲しくて自分から「ママだいすき」と言うのです。
そりゃかわいいですよ。
なので話も適当にしか聞いてないし、相槌も適当にしてる自分の余裕のなさが嫌になります。
確かに小さいころから物事を繰り返す特性はあったのですが、それはASD(自閉症スペクトラム)からくる「こだわり」だと思っていました。
ただ、ここ数カ月で言葉を繰り返す症状が強くなってくると、自分の中でこれをASDによる「こだわり」として捉えることはなくなり(「こだわり」として解釈するには無理があったため)、息子の個性や性格によるものだと思うようになりました。
そして個性や性格によって同じ言葉を繰り返しているのならば、指摘によって改善するだろうと思っていたし、まったく改善の兆しが無い状態に自分がストレスを抱えている事のほうが深刻であると考えていたのです。
完全な悪循環です。
ASDとADHD(注意欠如・多動症)は高確率で併発しているのは知ってはいたのですが、大学病院の先生からも療育の先生からも特に指摘されたことが無かったので、息子の特性については正式に診断されたASDしか意識していませんでした。
しかしひょっとしての思いつきでADHDの特徴を調べたところ、びっくりするほど当てはまりました。息子はむしろこちらの特性を強く持っていたのです。
同じことを繰り返すのはADHDの特性。
不思議と、原因がわかり、この繰り返しが特性によるものだとわかると、息子と向き合っていける気がしています。
今までは、この繰り返し癖は直るんだ、と思っていたので諭し続けていたけれど
思うようにいかなくてイライラしていたんです。
自分が息子の特性について理解できて無かったばっかりに、イライラして受け入れることが出来ていなかったと思うと息子に申し訳ない気持ちになります。
これからするべきことは、ADHDの特性を理解して、息子に合った対応を見つけること。そして自分が発想を変えていくこと。
息子の特性を受け入れて、特性と付き合いながら寄り添った解決策を見つけて行ってあげたいと思っています。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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