こんにちは、ハッチェです。
子供が小学生にもなると朝は決まった時間に送り出さなくちゃならないので、
出発時間までに準備できるかハラハラしますよね。
現在小学校1年生、ASD(自閉症スペクトラム)の息子は、時間の感覚が弱く身支度や準備も全くもって苦手・・・。
出発時間までに準備できるかハラハラしますよね。
現在小学校1年生、ASD(自閉症スペクトラム)の息子は、時間の感覚が弱く身支度や準備も全くもって苦手・・・。
なので、朝の準備は小学生になって最も心配していたことの一つでした。
今まで朝の準備は何かと手が掛かっていたのですが、ちょっとした工夫で自発的に準備してくれるようになりました。
時間のない朝はこれがすごーくありがたい!
心にゆとりが持てるので、とってもおすすめの方法です。
心にゆとりが持てるので、とってもおすすめの方法です。
以下で詳しくみていきますので、ぜひ最後までご覧になって参考にしてみて下さいね。
朝の準備はやることだらけ! ついイライラして怒ってしまいませんか?
朝、学校に行こうという子供に対して、準備のことで朝から小言なんか言いたくなくても、実際は理想通りにはいきませんよね。
保育園の頃は、時間帯が遅めだったことと、登園は各自すれば良かったことから、家を出る時間はある程度自由でした。
それが小学生になったら、登校班で行かなくてならないし決められた時刻に集合場所に行かなくてはなりません。
朝の準備を今までと同じようにやっていてはダメなのはわかっていました。
時間の概念がうすい息子は朝の時間もマイペースなので、私がイライラしてしまう。
時間の概念がうすい息子は朝の時間もマイペースなので、私がイライラしてしまう。
ただ、ASDだろうがそうでなかろうが、子供に対してただ「早く準備しなさい!」と言うだけの指示はまったく的確ではないです。
何を、どんな風に早くしなさいなのか、分かりやすく具体的に示さない事には
子供からしたらお母さんが「怒っている」という印象になるだけです。
スムーズに準備できるようにするには? 簡単なスケジュール表を作ろう!
朝の準備をタイムスケジュール化する
息子が小学校へ上がるタイミングで、朝の準備はどうしたらスムーズにいくか、息子にとって何が一番良い方法かを考えました。
うちの場合は、私も登校班について一緒に学校まで行かなければならなかったこともあり、今まで通り私があれもこれも世話を焼いてやってあげると手一杯になってしまいます。(抱え込むとイライラする機会が増えるので、子どもにとっても✖)
そこで対策として、息子が自分で朝の準備ができるようなタイムスケジュールをつくることにしました。
朝、何時までに、どんな行動をしたらよいのかを順序良く整理して、子供が自分自身でしなければならない行動がわかるように示すのです。
朝の準備には、あと何分で今の支度をして、次にこの支度をして、という行動がいくつかあります。
一つの行動ごとに、「この行動はいつまでにやれば良くて、次に何をするのか」
をわかりやすくして、次の行動の見通しを立ちやすくしてあげることで
子供は朝の準備にスムーズに取り組んでくれます。
一つの行動ごとに、「この行動はいつまでにやれば良くて、次に何をするのか」
をわかりやすくして、次の行動の見通しを立ちやすくしてあげることで
子供は朝の準備にスムーズに取り組んでくれます。
ちなみにうちの子は視覚優位の特性があるので、耳からきいたことを頭の中で順序立てて考えたり覚えたりする事が苦手です。
たとえ毎朝、同じ時間に、同じ流れの支度を繰り返したとしても、その行動に関しての指示が口頭のみだと感覚的に覚えるまで相当な時間がかかります(その間必ず子供に怒ることがあるだろうな、と思ったのです。)
視覚優位の特性がある子供がいくつかの予定をこなさなければならない場合は、とにかく予定の「視覚化」を意識することが大切。
予定に番号をふって順番付けしたり、内容を視覚的にわかりやすくすることで子供は理解しやすくなりますし、次の行動の見通しが立ちます。
行動の見通しが立つことによって精神的な安心感が得られます、それがスムーな行動につながっていくのです。
時間の感覚をアナログ時計は強い味方
発達障害の子どもは、時間の感覚、例えば「あと5分」などの時間経過を感覚として覚えにくい特性があるので、タイムスケジュールには、行動1つごとに分かりやすいイラストと文字で表し、横にアナログ時計のイラストを添えています。
(ただ、あまり細かく項目を作ると混乱してしまうので、項目数は少な目が良い)
アナログ時計は、針の移動範囲で時間の「視覚化」が可能なので、子どもにとっては時間の経過を確認しやすいようなのです。
ちなみに時間を視覚化する手段としてより有効なアイテムがタイムタイマーです。
タイムタイマーとは福祉器具の一種で、ネットで手軽に購入することが出来ます。
時間の可視化に特化したもので、一時間をMAXに残り時間を可視化することが出来るのです
朝の準備に関してだけ言うと、時間の区切りが細かいためアナログ時計の方が指示が出しやすいのですが、普段のお出かけや時間待ちに関してがはイムタイマーの方が重宝します。時間が可視化されるため、子どもにとって見通しが立てやすく待ち時間もイライラすることなく落ち着いて時間待ちすることが出来るのです。アナログ時計と一緒に活用することでより時間感覚が身に着くと思います。
朝のタイムスケジュールの具体例(サンプルあり)
うちでは朝の準備8項目をイラストにして、部屋の目に付きやすい場所へ貼っています。
最初のうち、子供は朝の準備以外の時も時々イラストを不思議そうに見ていました。
1カ月もすると準備の流れを覚えたようで、イラストをみて確認しなくても自発的に準備してくれるようになりました。
1カ月もすると準備の流れを覚えたようで、イラストをみて確認しなくても自発的に準備してくれるようになりました。
タイムスケジュールの具体例2パターンを以下に貼ってあります。
一枚A4サイズと子供の目に留まりやすい大きめサイズになっていて、必要だと感じた項目に針無しのアナログ時計のイラストを添えています。
うちのように最初から8項目だと多いと感じるお子さんもいると思うので、最初はもう少し項目を減らしても良いと思います。
時刻は空欄になっているので、よろしければご家庭のタイムスケジュールに合わせて記入して活用してください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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